大地震が日本で起こるたびに問題視されてきた災害対策ですが、最近では事前対策について個人レベルでも意識が向上しています。ネット通販でも防災グッズが充実しつつあり、個人レベルでの備蓄も増えてきています。
企業の場合、個人の対策と若干違う視点で対策を考える必要があります。政府が提示している「BCP」”事業継続計画”は、企業が業務を中断すること無く運用するための指針で、全ての業務が災害で停止してしまい機能不全にならないようにする対策をまとめたものです。
平常時から企業内全体で意識を高め関心をもって計画し準備することで、災害に対応しなければなりません。
<目次>
1.企業が出来る災害対策は細かい決定事項より事業持続方策
2.地震に対する企業が出来るBCPとは
3.感染症に対する企業が出来るBCPとは
4.災害・感染など異なる対象ごと対応した対策
5.通常業務の中で防災のために出来る現実的なこと